こんにちは。行政書士Astra法務事務所の清水篤です。
開業準備が一段落し、いよいよ日々の運営が始まると、次に悩まれるのが「日々の法務事務や行政への届け出を、自分たちで完結させるか、それとも専門家にサポートを依頼するか」という点ではないでしょうか。
コスト面を考えると、自分たちで全てを行うのがベストに思えます。しかし、運営が軌道に乗るほど「どちらが正解か」は人によって分かれるものです。
今日は、押し売りではなく、一人のパートナー候補として、それぞれのメリットとデメリットを冷静に整理してお伝えします。
「自分たちで運営を完結させる」メリットと課題
最大のメリットは、やはり「コストの削減」と「知識の定着」です。
外部への委託費がかからない分、スタッフさんの待遇や備品に予算を回せます。
また、自分たちで必死に制度を調べることで、現場のルールに非常に詳しくなれるという強みがあります。
一方で、課題となるのは「時間の捻出」と「情報のアップデート」です。
障害福祉のルールは数年ごとに大きく変わり、毎月のように自治体から新しい通知が届きます。
「現場の支援で手一杯なのに、夜遅くまで法改正の資料を読み込む……」
そんな日々が続くと、一番大切な「スタッフさんや利用者様と向き合う心の余裕」が削られてしまうリスクがあります。
専門家の「継続サポート」を利用するメリットと課題
私たち行政書士を「運営のパートナー」として活用する最大の利点は、「安心感」と「本来の業務への集中」です。
- 法改正への迅速な対応
「この通知、うちは関係あるかな?」と迷う時間をゼロにできます。
必要な対策だけをピンポイントでお伝えするため、無駄な作業が発生しません。 - 「実地指導」という不安からの解放
日頃から書類をチェックし合う関係であれば、役所の調査を過度に恐れる必要はなくなります。
デメリットとしては、やはり月々の固定費用が発生することです。
経営が安定するまでは、この費用が重く感じられることもあるかもしれません。
1年目の私が考える「一番いい形」
行政書士として独立して1年目の私も、実は「どこまで自分でやり、どこからプロを頼るか」という悩みを、自分の事務所経営を通じて日々感じています。
だからこそ、私はこう考えます。
「全部任せてください」ではなく、「まずは自分たちでやってみて、不安なところだけを補い合う」という形が、一番健全ではないでしょうか。
- 最初は自分で頑張ってみる。
- でも、法改正や実地指導が不安になったら、その時だけ相談する。
- 余裕が出てきたら、事務作業を任せて現場の質をさらに上げる。
そんな風に、事業所の成長に合わせて柔軟に選んでいただければと思います。
府中市、福山市、尾道市の皆様が、無理なく、そして笑顔で運営を続けていけること。それが私の何よりの願いです。
どの道を選ぶにしても、私は皆様の決断を尊重し、必要な時にすぐ駆けつけられる存在でありたいと思っています。
行政書士Astra法務事務所
代表行政書士 清水 篤

