こんにちは。
広島県府中市の「行政書士Astra法務事務所」
代表行政書士の清水 篤です。
障害福祉サービスの中でも、
特にご相談が多いのが「就労継続支援B型」の開業です。
「利用者様に、安心して通える場所を作りたい」
「少しでも工賃を高くして、生活の支えになりたい」
そんな想いを持って準備を進めている方も多いと思います。
ですが、就労継続支援B型の運営では、
“加算”の理解
がとても重要になります。
実は、就労Bは、
「指定を取れたら安定経営できる」
というほど単純ではありません。
開業後に、
・思ったより売上が伸びない
・人件費の負担が大きい
・工賃を上げられない
と悩まれるケースも少なくありません。
そのため、開業前の段階から、
「どの加算をどう取得していくか」
を考えておくことが、とても大切になります。
就労Bは「工賃」が大きく関わる仕組みです
就労継続支援B型では、利用者様へ支払う平均工賃によって、基本報酬が変わる仕組みがあります。
つまり、
利用者様へしっかり工賃を支払える事業所ほど、
国からの報酬も高くなりやすい仕組みです。
逆に言うと、開業直後は平均工賃の実績が少ないため、基本報酬が伸びにくいケースもあります。
だからこそ重要になるのが、
「加算」
です。
加算は、事業所運営を支える大切な仕組みです
「加算」という言葉だけ聞くと、少し難しく感じるかもしれません。
ですが簡単に言うと、
“一定の体制を整えることで、追加で受け取れる報酬”
のことです。
例えば、
・職員体制
・支援体制
・利用者様への支援内容
などが基準を満たしていると、基本報酬に加えて加算を算定できる場合があります。
就労Bでは、この加算が経営面で非常に大きな意味を持ちます。
特に重要になる加算もあります
例えば、
・福祉・介護職員等処遇改善加算
職員の処遇改善に関わる重要な加算です。
福祉業界では、人材確保が非常に大きな課題になっています。
その中で、職員の皆様が安心して働ける環境を整えることは、とても大切です。
・目標工賃達成指導員配置加算
利用者様の工賃向上に向けた体制を評価する加算です。
利用者様の「働く力」を支えながら、事業所運営の安定にも繋がっていきます。
・ピアサポーター配置加算
障がい当事者やご家族の経験を支援に活かす取り組みです。
近年、国も重要視している加算の一つです。
加算は「後から」では難しいこともあります
ここはとても大切なポイントです。
加算の中には、
「開業して落ち着いてから考えよう」
では間に合わないものもあります。
例えば、
・どんな職員を配置するか
・どんな資格が必要か
・どの体制でスタートするか
によって、取得できる加算が変わることがあります。
つまり、
“指定申請の段階から逆算して準備する”
ことが重要なのです。
「良い支援」と「安定経営」は、どちらも大切です
福祉の仕事は、利益だけを追えば良い仕事ではありません。
ですが同時に、
事業所運営が不安定になってしまうと、
・利用者様
・職員の皆様
・ご家族
にも大きな影響が出てしまいます。
だからこそ私は、
「良い支援を続けるためにも、経営の安定は大切」
だと考えています。
加算を正しく理解し、無理のない形で事業所を運営していくことは、利用者様や職員の皆様を守ることにも繋がっていきます。
開業前の段階から、一緒に整理していきましょう
当事務所では、
・どの加算を目指すべきか
・人員配置をどう考えるか
・無理のない運営体制をどう作るか
まで、開業前の段階から一緒に整理していきます。
「制度が難しくてよく分からない…」
そんな状態でも大丈夫です。
一つひとつ整理しながら、
長く続けられる事業所づくりを一緒に考えていければと思っています。
広島県府中市
行政書士Astra法務事務所
代表行政書士 清水 篤

